緑内障の治療法
緑内障とは、一度発症したら一生付き合っていかなくてはならない病気です。緑内障と分かったら、どんな治療が行われるのでしょうか?
緑内障になってしまった場合、薬物療法・レーザー治療・手術の3つの治療法があります。
〈薬物療法〉
房水の産生量を減らしたり、流れをよくするための点眼薬があります。内服薬が追加されることもあります。
〈レーザー治療〉
レーザーを虹彩や線維柱帯に照射して、房水の流出を促します。
〈手術〉
房水が外に染み出すような細工をしたり、線維柱帯を切開して房水の排出を促す方法などがあります。
一度障害を受けた視神経は元には戻らないため、緑内障を完治させることはできません。信頼できるお医者さんにかかり、根気よく治療を続けていくことが大切です。
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同仁堂明目地黄丸は肝臓と腎臓の調子を整え、目の疲れや視力減退を改善します。養生効果を含めて、長期服用も可能です。風が吹くと泪が出やすい、充血しやすいなど症状にもどうぞ。
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石斛夜光丸(水蜜丸)(同仁堂)は滋陰(潤し、冷やすカ(陰)を補充すること)、補腎(腎の機能を高めること)、清肝(肝の熱を持った状態を改善すること)、明目(視力を高めること)の作用があります。肝腎陰虚(肝と腎が陰液が不足で虧損ということ)による視力減退、かすみ目、夜盲症、熱病津傷による煩躁、口渇などに用いられます。白内障による高齢者の視力低下等にも効果があります
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黄連羊肝丸(同仁堂)は北京同仁堂から造られた黒褐色の大蜜丸で、味が苦です。黄連羊肝丸は瀉火(熱の過剰な状態を改善すること)、明目(視力を高めること)の作用があります。肝火旺盛(怒れば気が上逆する)による目が赤くて腫れ痛み、視力が減退、光に弱く、明るい光線で涙がポロポロ出る、風にあたると流涙するなどに用いられます。
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清心明目上清丸(同仁堂)は北京同仁堂から造られた黄褐色の水丸で、味が苦です。清心明目上清丸は清熱(熱邪を解消すること)、散風(風の邪気を追い出すこと)、明目(視力を高めること)、止痛(痛み止め)の作用があります。上焦火盛による目の疲れ、目が赤くて腫れて痛くて痒い、涙が出る、視覚障害、カスミ、頭痛、眩暈、イライラ、口が渇く、便秘に用いられます