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先天性生理的な原因による飛蚊症 (2013/5/15)
飛蚊症は比較的よくある目の病気ですが、ごく軽い症状で治療の必要がない生理的なものがあります。 目は外から入った光を 「網膜」 に写して映像を結びます。しかしこの時、有害な紫外線を同時に浴びることになります。この紫外線が網膜を通して目に入ると、硝子体中に【活性酸素】が発生し、その結果たんぱく質や脂質が酸化されてしまいます。やがて硝子体の組織を変質させ、飛蚊症が生じるのです。これは通常の生理的な飛蚊症です。 先天性生理的な飛蚊症とは、胎生期(母胎の中に居る時間)に消失すべき硝子体の中の組織がそのまま残って飛蚊症として感じるものです。母体内で胎児の眼球がつくられる途中では、硝子体に血管が通っていますが、眼球が完成するとこの血管は無くなっていくのがふつうです。しかし、生まれた後も血管の名残りが硝子体に残存すると、これが"濁り"となって飛蚊症の症状を感じることがあります。 このタイプの飛蚊症は、生理的なもので健康な目にも起こる現象ですから、進行はせず、病気ではないので放置しておいてよろしいです。
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