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夏バテの主な原因 (2013/6/14)
実は夏バテにははっきりした定義がなく、いくつかの特徴的な症状を総称して「夏バテ」とよんでいるのです。夏バテには以下の4つが大きな原因といわれています。 1:水分不足 汗をかいたり血管を拡張させることで熱を体外に放出し、人間の体は体温を一定に保とうとしますが、汗をかくにはその元となる水分が必要です。つまり、水分がなければ上手く熱を放出出来ないということですよね。 汗をかいて熱を体外に放出しないと、体内が常に高温状態になってしまうため、それが倦怠感などの体調不良の原因になります。 夏場は1日に最低2リットルの水分を摂取することを心がけ、その際はミネラルウォーターやお茶など、糖質を含まないものを飲むようにしましょう。 2:自律神経の狂い 夏バテの最大の原因は、屋外と室内の温度差が冷房によって大きくなり過ぎ、自律神経の働きがうまくいかなくなることにあります。 人は5度以上の温度差に対して、なんらかのショックを受けるそうです。冷房のきいた室内と、高温・多湿の屋外を出たり入ったりすると、自律神経で体温調節をおこなっていますが、うまくコントロールができなくなります。 その結果、体全体に不調をきたし、いわゆる「冷房病」にかかってしまうのです。自律神経の乱れで、頭痛や動悸、頻脈、腰痛、肩こり、手足の冷えやしびれなどの症状がおこるのです。 3:胃腸の働きが低下 熱が体外に放出されず体内に熱が溜まっていくと、それに伴い胃への血流が少なくなってしまうんですね。また、汗をかくと体内の塩分が不足してしまうので、胃の中にある胃酸の量も少なくなってしまいます。 この状態で冷たい飲み物をゴクゴクと一気に飲んでしまうと、胃の調子を悪化させてしまいます。 さらには冷たい飲み物のせいで胃の温度が下がってしまい、消化器官内の消化酵素の働きが低下してしまいます。胃の働きが低下してしまうと体力の低下にも繋がってしまい、結果的には疲れが溜まってしまうということです。 4:熱帯夜の睡眠不足 夜になっても温度が下がらず、寝苦しい熱帯夜が近年多くなっています。クーラーの室外機の廃熱やCO2排泄量増加などによるのでしょうか。 都市部では、特に熱帯夜が多くなってきています。人は、夜に体温が下がり入眠しやすくなるといわれていますが、熱帯夜では体温がうまく下がらないために、寝付きが悪くなります。 睡眠不足になると、日中のエネルギー不足を起こすとともに、自律神経の乱れも加速されます。
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