白内障は水晶体の病気の一つです。水晶体とは、目の中でカメラのレンズのようなはたらきをする組織で、外からの光を集めてピントを合わせるはたらきを持っています。通常は透明な組織ですが、白内障では白く濁ってしまうため、集めた光がうまく眼底に届かなくなり、次のような自覚症状が引き起こされます。
白内障の自覚症状は
■目が疲れやすい
■かすんでみえる
■二重、三重にみえる
■暗くなると見えにくくなる
■逆光がまぶしくて対象が見えない
■夜間の車のヘッドライトがまぶしい
■屋外で、光がまぶしくて見にくい
■裸眼の視力や矯正視力が不安定
■メガネを調整しても文字などが読みにくい
■色の鮮やかさがない
■ぼやける
などがあげられます。
このような症状は、老人性白内障では中年から徐々に進むものですから、1年に1回ほど定期的に眼科検査を受けて状況を観察するのが大切です。
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石斛明目丸(同仁堂)は北京同仁堂から造られた赤褐色の薄い膜がある濃縮丸で、その薄い膜を取り除くと黄褐色の中身が見えます。本商品の味が微酸・苦・渋いです。
同仁堂石斛明目丸は平肝(肝の機能亢進状態を改善すること)、清熱(熱邪を解消すること)、滋腎(腎の冷やす力(陰)を補充すること)、明目(視力を高めること)の作用があります。肝腎両虚や陰虚上昇による瞳孔散大、夜盲症、視力低下、視覚障害、内障抽痛、頭がフラフラ、眩暈、精神疲労などに用いられます
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石斛夜光丸(同仁堂)は滋陰(潤し、冷やすカ(陰)を補充すること)、補腎(腎の機能を高めること)、清肝(肝の熱を持った状態を改善すること)、明目(視力を高めること)の作用があります。肝腎陰虚(肝と腎が陰液が不足で虧損ということ)による視力減退、かすみ目、夜盲症、熱病津傷による煩躁、口渇などに用いられます。白内障による高齢者の視力低下等にも効果があります
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杞菊地黄丸は漢方の古典といわれる中国の医書『医級[イキュウ]』に収載されている薬方です。杞菊地黄丸は日本でも良く知られている「六味地黄丸[ロクミジオウガン]」に枸杞子と菊花を加えた処方です。
杞菊地黄丸-大蜜丸(同仁堂)は北京同仁堂から造られた黒褐色の大蜜丸で、味が甘・微酸です。本商品は滋陰(潤し、冷やすカ(陰)を補充すること)、養腎(腎の機能を高めること)の作用があります。肝腎虚弱による眩暈、耳鳴、羞明畏光(強い光に対してまぶしく感じ、光を避けるために目を細めたり、ひどいときには涙が出たり眼痛を訴えたりすること。)、視覚障害などに用いられます。
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同仁堂明目地黄丸は肝臓と腎臓の調子を整え、目の疲れや視力減退を改善します。養生効果を含めて、長期服用も可能です。風が吹くと泪が出やすい、充血しやすいなど症状にもどうぞ。