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白内障の治療 (2013/5/6)
白内障の治療は、病状の進行段階によって異なります。 白内障と診断された場合、まずは点眼薬や内服薬による薬物治療が行われます。 抗白内障薬として内服液がありますが、それらは予防薬として、水晶体のなかのタンパク質に起こる化学変化を抑制する目的で開発されており、治療という効果はあまり期待できないようです。これは、白内障の進行を遅らせるためであり、水晶体の濁り自体を解消するものではありません。 薬物治療を続けていても、いずれ水晶体の濁りが進行すれば、視力の低下などで日常生活に支障をきたしてくることがあります。その場合は手術をすることになります。 白内障の手術は、多くの患者さんが安心して受けることができる手術の1つです。また、手術を受ければ、視力の回復が見込める病気です。現在では「超音波乳化吸引術」が一般的です。この手術では、濁った水晶体を超音波で粉砕して取り除き、その代わりに人工水晶体である眼内レンズを挿入します。ただし、人工的な眼内レンズにピント調節機能はないため、手術後もメガネなどによる視力の矯正が必要な場合があります。 手術後の管理は非常に大切なので、専門医の話を聞いて、正しい処置を行って下さい。定期健診は必ず行き、異常を感じたり気になる症状がある場合は、すぐに受診するようにしましょう。
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