緑内障の原因
緑内障の原因は大きく分けて、急性、先天性、続発性、原発性があります。
急性の緑内障は、隅角がふさがって房水の流れが妨げられることが原因で起こります(閉塞隅角緑内障)。また近年、眼圧は正常なのに視神経が障害される正常眼圧緑内障が多いことがわかってきました。
先天性の緑内障は、房水が目の外へ排出される隅角という場所に生まれつきの形体異常があって起こります。
続発性の緑内障は、ぶどう膜炎などの目の病気が原因で、房水の流れが障害されて起こります。
最も多いのは、慢性で原発性の緑内障で、眼圧を一定に保っている房水という液体の流れが妨げられ、眼圧が高くなったために、視神経が圧迫されて起こります。
まだ、家族に緑内障患者がいる人、高血圧・糖尿病がある人に起こる確率が高いとされています。
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清心明目上清丸(同仁堂)は北京同仁堂から造られた黄褐色の水丸で、味が苦です。清心明目上清丸は清熱(熱邪を解消すること)、散風(風の邪気を追い出すこと)、明目(視力を高めること)、止痛(痛み止め)の作用があります。上焦火盛による目の疲れ、目が赤くて腫れて痛くて痒い、涙が出る、視覚障害、カスミ、頭痛、眩暈、イライラ、口が渇く、便秘に用いられます
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杞菊地黄丸濃縮丸(同仁堂)は北京同仁堂から造られた黒褐色の小蜜丸で、味が甘・微酸です。本商品は形が杞菊地黄丸-大蜜丸(同仁堂)より小さくで飲みやすいです。
杞菊地黄丸-濃縮丸(同仁堂)は滋陰(潤し、冷やすカ(陰)を補充すること)、養腎(腎の機能を高めること)の作用があります。肝腎虚弱による眩暈、耳鳴、羞明畏光(強い光に対してまぶしく感じ、光を避けるために目を細めたり、ひどいときには涙が出たり眼痛を訴えたりすること。)、視覚障害などに用いられます。
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石斛明目丸(同仁堂)は北京同仁堂から造られた赤褐色の薄い膜がある濃縮丸で、その薄い膜を取り除くと黄褐色の中身が見えます。本商品の味が微酸・苦・渋いです。
同仁堂石斛明目丸は平肝(肝の機能亢進状態を改善すること)、清熱(熱邪を解消すること)、滋腎(腎の冷やす力(陰)を補充すること)、明目(視力を高めること)の作用があります。肝腎両虚や陰虚上昇による瞳孔散大、夜盲症、視力低下、視覚障害、内障抽痛、頭がフラフラ、眩暈、精神疲労などに用いられます
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石斛夜光丸(同仁堂)は滋陰(潤し、冷やすカ(陰)を補充すること)、補腎(腎の機能を高めること)、清肝(肝の熱を持った状態を改善すること)、明目(視力を高めること)の作用があります。肝腎陰虚(肝と腎が陰液が不足で虧損ということ)による視力減退、かすみ目、夜盲症、熱病津傷による煩躁、口渇などに用いられます。白内障による高齢者の視力低下等にも効果があります